WordBench仙台モデレーター（もしくはフォーラムのおかん）の五十嵐です。
今回のWord温泉（仮）開催にあたり「WordBench仙台なのに福島？」と思われた方も多いと思います。
ですので少しだけですが、開催の経緯と発起メンバーの思いを書いてみようと思います。

今回の企画はWordBench仙台の勉強会後の懇親会から生まれました。
ちょうど2席に分かれてしまったので話の発端は把握していないのですが、宮城の他、岩手・福島などいろいろな地域の方が参加している話の中で「福島でイベントやりたい！」という声が上がりました。
その席に呼ばれて「福島で温泉に入りながらWordPressの勉強会やろうと思うんですけど」と聞かれ「良いんじゃない？やろう」と即答しました。

そこからの勢いはすごく、その日のうちに日付、イベントの趣旨・概要、タイムテーブルや参加者規模などの大枠が決まりました。

さて、先にも書きましたが「なぜ福島」なのでしょうか。

今回のイベントはもちろんWordPressの勉強会なのですが、一番の目的は（言い方は悪いですが）「福島に来てお金を落としてもらうこと」です。
これにもきちんとした理由があります。

東日本大震災では東北地方の太平洋沿岸部を中心に甚大な被害がありました。
津波被害がクローズアップされますが、内陸部にも被害はありました。そして現在進行形の原発事故。
震災に関する報道は減っていますが、地元の人間から言わせれば復興すらまだまだといった現状です。

宮城や岩手ではなく福島で開催するのは、福島の震災は現在進行形であること、岩手・宮城のメンバーからも「今一番大変なのは福島」との後押しがあったからです。

私たち一人ひとりでは大きな事はできません。
でも、難しいことは抜きにしてWordPressのイベントを開催し、そのために他地域の方がいらっしゃって被災地にお金を落としてもらえれば、巡り巡って少しは復興の手助けになるのではないか。
そんな思いからこの企画はスタートしています。
（ただし、コミュニティは中立であるべきと考えていますので、イベントにおいて震災に関するお話は一切ありません）

こういったイベント運営が初めてのメンバーも多いためいろいろ手探り状態で進めています。
ですが、私たちは本気です。

「温泉入ってWordPressの勉強会だって！」

それぐらいのノリで多くの方に参加していただければと思います。